土佐直伝英信流とさじきでんえいしんりゅう

当流は土佐藩門外不出の御留流として伝承されてきた居合の流派です。第二十代竹嶋壽雄先生は無双直伝英信流第十九代福井春政先生の「唯一伝授」の御教道を基に伝書・口伝等深く研究せられ、その普及・伝承に生涯をささげられ、流名を二十一代継承式を機に「土佐直伝英信流」と改称されました。我々はこの土佐直伝英信流の精神や術技を後世に正しく伝えるべく、日々研鑚している行者の集まりです。

無双神伝流むそうしんでんりゅう

無双神伝流は、戦国末期から伝わる日本伝統の武道です。今日の流儀、思想、哲学は、近代における十八代尾形郷一貫心先生、十九代梅本三男貫正先生と繋がる系譜により、梅本美樹貫乗範士へと二十代が受け継がれています。
これらの先生方に繋がる歴代の諸先生方のご尽力により、流儀、思想、哲学は、今日の大成を得ております。 我々無双神伝流を継承する者は、練磨研鑽しながら、その精神と技を次の世代に伝えようとするものです。

荒木流軍用小具足あらきりゅうぐんようこぐそく

荒木流軍用小具足は初代荒木夢仁斎源秀縄がはじめ、第四代赤羽一間多源信隣が、文化5年に荒木流軍用小具足、即ち棒、居合、長刀、捕手、柔、縄、太刀、槍、乳切木などの各種武術をとり入れ、総合武術として完成したものです。すべて実戦体験から武術として伝えられたものであり、極めて即実戦的な特徴を持っています。中でも居合は二刀を帯びて行い、特に立居合においては殆ど袈裟斬りで敵を倒します。伝書保存資料は巻物一巻(荒木流軍用小具足)。技の伝承は何れも口伝です。

抜刀術神伝流ばっとうじゅつしんでんりゅう

抜刀術神伝流は、戦国時代より伝わる日本古来の武道です。無双神伝抜刀術兵法18代尾形郷一貫心先生が神伝流と改称され、その技を確立する段階で工夫された技です。その後直弟子山田新六郎貫石先生が傍系として抜刀術神伝流始祖宗家を襲名、高島恒雄先生に引き継がれ現在は品位と求心力を備えた3代宗家の襲名が待たれるところであり、居合道を修練することにより自信、勇気と豊かな人間形成に資することを目指しております。

神伝流しんでんりゅう

神伝流は尾形郷一貫心先生を始祖宗家としています。貫心先生は植田平太郎竹生先生から無双神伝抜刀術兵法18代併せ宗家紹統の刀を継承し、その後、未會有の猛稽古をする中、その心技に光明を感受して昭和51年に神伝流と改名して天下に声明しました。此の二流は貫心先生から福井勝彦貫鉄先生に直伝で刀と共に紹統されています。現在も貫心館道場では無双神伝抜刀術兵法及びこの兵法を基本にした神伝流の稽古を継承しています。

夢想神伝流むそうしんでんりゅう

夢想神伝流は長谷川英信流下村派細川義昌に師事した中山博道が初伝を大森流、中伝を長谷川英信流からとり、坐業立業に工夫を加えて奥伝奥居合とし、夢想神伝流としました。九州地区では、博道先生に古賀岬先生が師事され、大牟田市で居合道同好会を立ち上げられました。理合に基づき工夫を加えられた古閑岬先生の夢想神伝流を、故平山昭三先生が学び朝倉剣技館として、また久留米支部では野口先生が学び、今日に至っています。

伯耆流ほうきりゅう

伯耆流の開祖片山伯耆守久安は林崎甚助重信公に師事したのち、京の愛宕社で夢に「貫」の一字を悟り、流儀を開きました。関白・豊臣秀次、秀頼を指南し、名声を高め従五位下・伯耆守に叙任されたと伝えられています。
大阪夏の陣後、安芸(広島県)にしばらく滞在して伯耆流を芸州に広めました。 久安は武の修練は身を守る手段であり、平らかな精神状態を保つための精神修養であると考え、この精神は伯耆流の武技にも色濃く反映しています。

新陰流しんかげりゅう

室町時代末期、上泉伊勢守秀綱が創案し始祖となる。愛洲日向守移香斎の陰流の流れをひき、自己の心影を即座に映し相手を制することを主眼とする。のち柳生石舟斎宗巌の柳生新陰流、山田平左衛門光徳の直心影流がこの流派から出た。殺伐な実践剣法を取らず、むしろ趣をおく流派といえます。特に柳生宗巌の新陰流が子の宗矩いたって江戸幕府の保護のもとに強大になると上泉伊勢守は信綱と称し、剣聖と仰がれました。

無双直伝英信流(香川県)むそうじきでんえいしんりゅう かがわけん

香川の無双直伝英信流は創始者の佐竹渡先生(範士九段)が高知の山本春政先生に指示、山本晴介先生、十九代宗家福井春政先生に指導を受けました。それ故、高知の無双直伝英信流と基本は全く同じです。
佐竹励会長、佐竹貢会長時代には二十代宗家竹嶋壽雄先生が香川に何度も指導においでになり、業だけでなく、居合に対する考え方も指導なさっています。佐竹渡先生、竹嶋壽雄先生の教えを守り後世に継承していっています。

無双直伝英信流(九州地区)むそうじきでんえいしんりゅう きゅうしゅうちく

無双直伝英信流とは、江戸時代に長谷川英信が開いた武術の流派です。河野百練の居合の本義は、抜討の一瞬にあり、而してその修養の眼目は、正、速、強、威なりを守って、九州地区連盟の初代会長、恩師宮崎高寿先生、岡部常房先生の教えを守って、無双館支部館長として、稽古に励んでいます。したがって礼儀作法、精神修養、健康維持を心がけています。

無双直伝英信流 野村派むそうじきでんえいしんりゅう のむらは

林崎甚助重信公が中興抜刀術の始祖。七代長谷川主税助英信による流祖となります。歴代宗家は十七代大江正路・十八代宗家穂岐山波雄・十九代福井春政・二十代河野稔です。無双直伝英信流を北陸にもたらせるのは、野村凱風先生が高知にて、無双直伝英信流を修業、十七代宗家大江正路先生の指導を受け、十八代宗家穂岐山波雄先生より英信流居合を直々に伝授、十九代宗家福井春政先生と共に毎日の鍛錬を行なわれたからです。以来これが北陸地区の礎となりました。


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